建物が好き、建築好きな人間には、街で気になる建物が必ずあるはず。今日はそんな建物、五十嵐商店を見学できました。これまで何度となくこの建物の前を車で通っていて、いつも気になっていて、いつかは見てみたいと思っていた建物。あれ?なんか最近、綺麗になった?とか思ってたんですが、国の補助金をうけて保存活用に向けて整備され始めたそう。そんな活動を支えている、かながわヘリテージマネージャー協会さんのスキルアップ講座「五十嵐商店のトライ(挑戦)」がこちらで開かれ、そこへ参加させてもらえました。
続きを読む →「土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル」講習へ参加
近年は豪雨災害が多く発生してます。それだけじゃなく、小さな地滑りが起きたり、道路が川のようになったりと、身近なところでも危険を感じることが増えているように思います。災害については、起きていることは知っているけど、どうやって対策しておくべきかなど、わかっていそうでわかっていない部分も結構ありますね。基本となる考え方や知識を改めて整理するために、「土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル」講習を受講してきました。
続きを読む →木造住宅耐震改修実務セミナーへ
今日は平塚市で行われた木造住宅耐震改修実務セミナーへ参加してきました。耐震診断や耐震改修の場面で役に立つのは当然ですが、新築の設計にも役に立つ内容です。診断や改修時に弱点になっている部分が建物の勘所なわけで、それを知ったうえで住宅の設計できるかどうかは、建物の実際の耐震性や耐久性に大きな違いを生んでくるはずですよね。
続きを読む →建築士会主催の「建築生産入門」講習会へ
建築生産とは、建物の企画段階から設計、施工、維持管理にいたるまでの一連の流れのこと。良い建物を作るためには、良い仕事が必要で、良い仕事のためには仕事の現場を知ることが必要ということですが、言われれば当たり前。良い設計をするためには、やはり現場を知らないといけない。個人的に日頃から機会を見つけては研鑚を続けていて、この講習会もその一環。小さなことでも続けてみれば、それなりの形になるもので、業界専門誌の建築知識の2017年11月号の現場監理の特集では、出筆協力までさせて頂くまでになりました。
続きを読む →理想の住まいには片づく仕組みと収納計画が必要
「収納」、建築の学校では教えてくれません。試験にも出ません。興味のある人間だけ、必要性を感じる人間だけが勉強する分野です。ですがそんな人間もごく少数、まずいません。基本的に建築家が設計する家は収納が少ないという共通認識が世間一般にありますよね。雑誌の平面図を見てマジで収納これだけ?とか思いますよね。でも、生活者である住まい手は、収納の重要性を身をもってわかっています。建築家は収納計画のダメな建物を設計しても、そこに住むわけでもないし使うわけでもないけど、住む側は日々モノに追われているわけですから。住宅収納スペシャリストであり、整理収納アドバイザーでもある熊澤ですが、備忘録もかねて自分なりの収納計画についての考え方をまとめておこうと思います。新築住宅やリフォームであれば、この内容を背景とした収納計画を設計します。
続きを読む →本棚が好きな人、本屋が好きな人のために
専門誌なんですが今月号の『建築知識』すごくお勧めです。特に本屋さんが好きな人は必見。本屋さんたちがどうやって本屋をつくっているか、よーくわかります。将来、どこかで本屋さんをやりたいと秘かに思っている人には、間違いなく必携の書。個人的にも本屋や本棚は好きなので、おすすめの書籍やサイトなど紹介してみたいと思います。
続きを読む →地盤インスペクターとして耐震性について
地盤インスペクターの講習会へ巣鴨まで行ってきました。地盤についてきちんと意識を向けている設計者は非常に少なく、地盤調査結果を右から左が現状です。熊本地震をはじめ、昨今の巨大地震でわかったことは、最終的には地盤が被害の大きさを決めるというものでした。地盤について少しでも理解を深め、少しでも自分の設計に反映し、少しでも被害を減らしていきたいと思い、受講しました。
続きを読む →「幸せな仕事を幸せに終わるためにはどうしたらよいか」
記事タイトルは『建築紛争から学ぶ設計実務』のまえがき内のフレーズ。自分が設計者としてどう仕事をしていきたいのかについて、本当にこれがすべてです。 今日はこの本で勉強するために事務所で缶詰になっていました。法令について設計者として知っておくべきこと、特に事務所の代表になったので一度きちんと勉強しました。早稲田大学芸術学校でお世話になった後藤伸一先生が著者の一人で、授業の時に紹介いただいた本でもあります。
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