専門誌なんですが今月号の『建築知識』すごくお勧めです。特に本屋さんが好きな人は必見。本屋さんたちがどうやって本屋をつくっているか、よーくわかります。将来、どこかで本屋さんをやりたいと秘かに思っている人には、間違いなく必携の書。個人的にも本屋や本棚は好きなので、おすすめの書籍やサイトなど紹介してみたいと思います。
『建築知識 2020年1月号 世界一美しい本屋の作り方』
- 本屋さんになりたい
- 設え方 来店者を増やす
- 見せ方 美しく本を見せる
- 基本 知っておきたい基本知識
上記の目次を見ただけで買いだとわかります。本屋がどうやって運営されているか、設計からお金の部分まで全部見れます。本棚が好きな人にとっても、どうやって本棚を綺麗に見せるか、プロの技を盗めますよ。本棚の作り方も載っています。
『自宅の書棚』 アラン・パワーズ
写真としても読み物としても、熊澤イチオシなのがこの本。色々なタイプの外国の本棚が見れます。家の中の様々な場所の本棚が見れるんですが、さすがにそこはまずいんじゃないかと思う場所まであって、ほんと見飽きないです。著作者のアラン・パワーズさんは司書のようなので、本や本棚への愛情であったり、うんちくであったり、本文は小気味のいいレクチャー形式のエッセイになってます。もの凄い美しい写真集というわけではないですが、読み進めていくと本棚についての講義を受けているような気分になってきて、それがとても心地よいです。肩肘はった文章ではないので、読むというよりは眺める感じに近いかな。年末年始で一読されてみてはどうでしょうか?洋書バージョンもありますよ。
『清く正し本棚の作り方』 戸田プロダクション
本棚を作ってみたいけど、DIYとかあまり経験ないし、いざやってみるとなるとどんな感じなんだろう…とお考えのそこのあなた!この本がおすすめです。本棚の制作を追体験できること間違いなし。HPも運営されておらるので、そちらを見てみて興味が引かれたら、ぜひ購入して読んでみてください。(HPはこちらのリンクから)
i+i設計事務所では本当にたくさんの本棚を設計させてもらい、ありがとうございました。『自宅の書棚』に関しては、設計の時のネタ帳的な存在でもあって、今でもパラパラと眺めてたりするんですが、この年末年始でまたパラパラと眺めようと思います。