設計事務所と施主の図書の保存

確認申請書の副本

建築士事務所の図書保存の制度の見直し

配置図、各階平面図、二面以上の立面図、二面以上の断面図、基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、構造詳細図、構造計算書等、工事監理報告書の保存がすべての建築物について義務付けられました。住宅の設計の場合で変わるのが、これまで保存が義務つけられていなかった構造計算書等について、保存が義務付けられたところです。ちなみに保存期間は15年間。

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「木造建築物の防耐火設計法」の講座へ

あらためて学ぶ木造塾講座木造建築物の防耐火設計法

先日、神奈川県建築士会に設置されている技術支援委員会・木造塾部会と青年委員会とで共催された「あらためて学ぶ木造塾講座」第2回 木造建築物の防耐火設計法の講座へ参加してきました。建築基準法は、RC造を前提に成立しているんですよね。一級建築士の法規の講座の余談で、担当講師がこのことについて話していて、ちょっと怖さを感じたことを思い出しました。もちろん段階的に法改正されてきていて、今では木造による耐火構造まで可能になりましたが、このあたりは近年になってどんどん整備されてきている分野のため、継続的な勉強は欠かせないこともあり、足を運んできました。

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住宅省エネ技術講習会へ

外皮性能確保のための配慮事項

住宅省エネ技術講習会と改正建築物省エネ法の説明会へ参加してきました。 もともと省エネの範疇は得意にしてます。修業をした事務所がエコハウス大賞を受賞するくらい高気密・高断熱を得意としていたのは当然ですが、そもそも施主の時代から興味があって、実家の設計を頼む設計者を決めるときに、高気密・高断熱へ対応できることが条件でした。(実家の設計を頼んだ事務所と修業をした事務所は同じです)私自身は施主の段階で既に新木造住宅技術研究協議会(新住協)の「熱損失係数及び暖房エネルギー計算プログラムQPEX」で設計案の断熱性能を計算したりしてました。そのころから変わらず興味を持ち続け、勉強し続けている分野です。それに見合うだけの奥の深さもあるんです。

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施主でもあり設計者でもあり

自分で設計した家に住んでいる建築家は数多くいれど、施主として建築家に家を設計してもらって、その家に住み続けるかたわら、建築畑じゃない人間だったのに建築の学校へ通い、家を設計してもらった建築家の事務所で経験を積み、自分も建築家へと転身したなんて話は、まず聞かないですよね。そういう人間がこの事務所の主です。

ページを訪れてくれた方、はじめまして、熊澤悟史(くまざわさとし)といいます。 今後ともよろしくお願いします。 他にはない自分の経歴が、他の事務所にはない価値を生みだすことができると信じています。