キッチン設計の哲学『味』から
前回にご紹介させていただいた『味-天皇の料理番が語る昭和』秋山徳蔵(中公文庫)。プロ中のプロ料理人の書かれた本だけに勉強になる部分が多いです。熊澤はキッチンスペシャリストでもあるので、この本を読んでみて、その内容をどうや...
前回にご紹介させていただいた『味-天皇の料理番が語る昭和』秋山徳蔵(中公文庫)。プロ中のプロ料理人の書かれた本だけに勉強になる部分が多いです。熊澤はキッチンスペシャリストでもあるので、この本を読んでみて、その内容をどうや...
実際に住宅の新築なりリノベーション(リノベ)なりリフォームなり、計画が持ち上がって動き始めると、事細かに要望が持ち上がる人もいれば、あまりにも漠然としていて掴みどころがない抽象的な状態におかれる人と、様々と思います。それらを整理、抽出、顕在化させる役割を設計者が担います。水先案内人のようなものでしょうか。2軒も3軒も建...
耐震診断に合わせ、部分リフォームでいくか、リノベーション(リノベ)でいくか、新築でいくか、どの方向で行こうか迷っているというご相談も一緒に受けることが多いです。耐震診断を受けて頂くと、本当におおよそですがどのくらいの費用が耐震補強に必要なのか?その目安が分かってきます。それによって自然と頭の中が整理される効果もあります...
住宅の設計をするときに、前回のキッチンと同じように大切な要素が、電気の計画です。スイッチ、コンセント、照明などなど、設計者としては腕の見せ所であり、悩みどころでもあります。それはクライアントであるお施主様も一緒ですね。その中でも照明計画は特別な位置づけだと思います。もちろんキッチンスペシャリスト同様に、これについてもこ...
近年は豪雨災害が多く発生してます。それだけじゃなく、小さな地滑りが起きたり、道路が川のようになったりと、身近なところでも危険を感じることが増えているように思います。災害については、起きていることは知っているけど、どうやって対策しておくべきかなど、わかっていそうでわかっていない部分も結構ありますね。基本となる考え方や知識...
どんな仕事でもそうだと思いますが、プロジェクトの足を一番に引っ張るのが現場での手戻りですよね。原価、品質、工程、管理、利益とあらゆるものを台無しにする諸悪の根源みたいなものです。手戻りを減らすためには、設計者が現場を知ることが肝心。
「収納」、建築の学校では教えてくれません。試験にも出ません。興味のある人間だけ、必要性を感じる人間だけが勉強する分野です。ですがそんな人間もごく少数、まずいません。基本的に建築家が設計する家は収納が少ないという共通認識が...
記事タイトルは『建築紛争から学ぶ設計実務』のまえがき内のフレーズ。自分が設計者としてどう仕事をしていきたいのかについて、本当にこれがすべてです。 今日はこの本で勉強するために事務所で缶詰になっていました。法令について設計...