キッチンスペシャリストになりました。

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住宅の設計にあたって、こだわり所は色々ありますが、どうしても外せないところがキッチン。これまで担当した案件では、造作キッチンが原則。大工さんが作るにせよ、家具屋さんが作るにせよ、システムキッチンを入れるにせよ、キッチンそのものへの豊富な知識が設計者には欠かせないところ。熊澤はもともと料理好きですし、家具の設計も好きで、この世界に入って以降、研鑚を積み重ねてきました。これまで手にしてきた知識を整理整頓する意味を込めて、また、より一層お施主さまの要望に寄り添えるように、頑張ってみました。

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キッチンスペシャリストの存在は、i+i設計事務所で担当させていただいた妙蓮寺T邸の奥様が教えてくださいました。お陰様で非常に良い勉強の機会になりました。ありがとうございました。

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図面には単に寸法を載せるだけじゃなく、設計意図、使われ方、注意点、機器類、スケッチやCGなどで、可能な限り設計者と現場とで情報を共有できるようにしていました。この図面だけで施工もできるように、墨出しの基準寸法、端部詳細、オーダー天板の詳細からタイルの割り付け、給排水管や電気配線の位置まで指示しています。こうやって世界に一つだけのキッチンを創り上げていきます。(今、この表現はまずいかな。)

整理収納アドバイザーと住宅収納スペシャリストでもあるので、合わせ技で一本と言えなくもないかな。ちなみに整理収納アドバイザーは、i+i設計事務所で担当させていただいた横浜M邸さんの身内に取得者がおられ、それで知ることになりました。お陰様でこちらも非常に良い勉強の機会になりました。ありがとうございました。いい家だけじゃなく、いいキッチンを作り出すためにも、お施主様と設計者との合わせ技で一本を目指しましょう。