仕事の進み方

新築住宅は

・耐震等級3相当

・断熱等性能等級5 以上(G1、ZEH水準以上)

・一次エネルギー消費量等級6以上

で設計いたします。

耐震等級3相当の「相当」とは:厳密に耐震等級3というためには、一例として住宅性能表示制度で住宅性能証明書を取得する必要があるなど、設計とは別途の申請が必要なため。

□ 設計監理報酬( 設計料 ) 税込総工費を基準に算定します

木造   新築住宅 総工費の12%( 最低設計料330万円 )

木造以外 新築住宅 総工費の15%( 最低設計料440万円 )

金額は税込です。

上記とは別に構造設計料が必要です。

遠隔地の場合、交通費を別途ご負担いただいております。

建築確認申請の申請手数料や、その他の申請(住宅性能評価・フラット35・長期優良住宅・認定低炭素住宅・都市計画法の各種申請・各種の補助金や助成金に関する申請・近隣説明・その他)にかかる業務や申請手数料などは別途ご負担いただいております。

設計契約時1/4、基本設計終了時1/4、実施設計終了時1/4、お引き渡し時1/4(設計料の増減があればここで調整)でのお支払いをお願いしています。

改修工事、店舗等  その都度、ご相談の上でお見積りいたします。

工事の規模・難易度によって内容が大きく変わるため

□ 仕事の流れ( 新築住宅を例に )

あくまで目安ですので、ご相談いただければ調整させていただきます。

改修工事の場合などは、その都度、調整・ご相談させていただきます。

ご相談やお打ち合わせなどは、神奈川県平塚市にある熊澤邸( 平塚K邸 )でも可能です。 最寄り駅(JR東海道線・平塚駅、小田急線・東海大学前駅など)までお迎えに上がります。

その1:ご相談・お問い合わせ( 無料 )

まずはお気軽にメール、お問い合わせフォーム、お電話、FAXなどでご連絡ください。ご相談内容や日時、場所など調整後、直接お会いしてお話を伺わせていただきます。 家づくりへの思いや悩みやご計画などをお話しいただければ、それに対して私がどのようにお役に立てそうか、またそうでないかなどを話し合える機会になると思います。ご要望、計画、場所、期日、予算など具体的であれば具体的であるほど、内容の濃いお打ち合わせができると思います。具体的なことが決まっていなければ決まっていないで、私自身が施主側で悩んでいた経験もありますので、今後どうやって進めていけるかといった方向性を見つけられる機会になるのではないかとも思います。土地探しからのご相談も歓迎です。

お打ち合わせ場所は、事務所へお越しいただいてもかまいませんし、カフェ、ファミレスなどリラックスしてお話ができる場所で行えればと思っています。現在、住まわれているお自宅へ伺うことも可能です。お越しいただけるのであれば、神奈川県平塚市にある熊澤邸(平塚K邸)でも可能です。最寄り駅(JR東海道線・平塚駅、もしくは小田急小田原線・東海大学前駅など)までお迎えに上がります。現在のところ、ビズサークルにてオフィスを借りているため、東京・神奈川を中心に60拠点ほどあり、それら拠点の会議室で、お打ち合わせすることも可能です。

その2:基本計画案のご提案( 有料:10万円税込 )

「その1:ご相談」を受け、設計依頼をご検討していただけるのであれば、再度お会いするなどして、ご要望を改めて聞かせていただきます。その後に法規、敷地状況やご予算などの諸条件を整理し、 3~4週間前後のお時間をいただいて基本計画案を作成、ご提案させていただきます。その際、構造や温熱環境、将来的な維持管理などについてもあわせてご説明させていただきたいと思います。基本的には、図面・模型などを用いて、ご説明させていただきます。

初回提案作成費用として、10万円(税込)をいただいています。

その3:設計監理契約

基本計画案をご検討いただき、設計をご依頼いただける場合は、設計監理契約を「書面」にて締結いたします。

契約時に設計監理料の1/4をご請求させていただきます。

その4:基本設計

基本計画案を叩き台に打合せを行います。間取り、建物の形、窓の位置、内外の仕上げ、家具や収納計画、電気関係、給排水設備機器、外構などを決めます。主に模型やサンプルや図面などを用います。計画に合わせ、法令の再度の確認なども行います。 目安として、建物に関することを一通り方向性を出していく段階です。

基本設計がまとまった段階で、施工者を選定し、可能な限り精度の高い見積もりを依頼します。施工者は原則として、一定水準以上の技術を持った工務店を、特命で指名します。

なぜ特命とするかは、この記事の下部の方、「施工者を特命とするわけ-フロントローディング」もあわせてお読みください。

基本設計終了時に設計監理料の1/4をご請求させていただきます。

その5:実施設計

基本設計をもとに、施工につながる詳細の決定や図面の作成をしていきます。同時に、構造の検討も行い、基本設計に反映されていきます。そのため、詳細や構造の納まりによっては、基本設計の内容の調整が必要になることもあります。内装仕上げ・収納・電気・設備・家具などを決めます。主にサンプルや図面などを用います。

この実施設計の期間中に工務店から見積もりが上がってきます。

実施設計終了時に設計監理料の1/4をご請求させていただきます。

その6:見積調整

実施設計の内容を踏まえつつ、金額調整の段階へ入ります。金額があわなければ、設計内容や仕様の見直しなどコストダウン案・減額案などを作成し、施主側と設計者側といっしょになって、予算との調整を図ります。

その7:建築確認申請

見積もり調整が収束する方向性が見えた段階で、建築確認申請へ進みます。決済が無事に下りると「建築確認済証」が交付されます。 建築確認済証を得て、工務店と工事請負契約を締結することになります。

この段階で申請機関より法の適合性などの考え方の違いで、設計内容を修正するように指示が入ることがあります。

建築確認申請以外の申請、例えば住宅性能評価やフラット35などの申請もこのタイミングになります。都市計画法に関わるものなど、非常に時間のかかるものもあります。

その8:工事監理

工事着工後、設計図書の通りに施工されているかを確認するために、工事監理を行います。 また、現場で施工者と打合せ、確認も行います。行政や申請機関などの現場検査への対応もいたします。

より安全に、より品質をよくするために、現場の状態によっては、工事内容の変更が必要になることもあります。その場合は、対応案を作成し、お施主様へ確認します。

予期しない地中埋設物や近隣対応など、不測の事態が起こるのが現場であり、その都度のお打ち合わせをお願いしています。

工事監理に関しては、業界紙への出筆協力の経験もあり、十分な知識と経験とを備えていると思います。

建築知識 2017年11月号

飯塚豊から見た最高の住宅工事

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その9:竣工・お引渡し

建築確認申請の完了検査、施工者による竣工検査、設計者による竣工検査、お施主様による竣工検査、手直しを経て、引渡しとなります。天候や工程、資材の在庫状況などによって、残工事が発生することもあります。その場合にも当然、残工事終了時に施工状況の検査をいたします。

お引渡し時に設計監理料の1/4を請求させていただきます。また増減があればここでの請求金額で調整させていただきます。

その10:住み始めてから

お引き渡し後、住み始めてから、工務店の定期検査にあわせて、工務店担当者とともに伺います。まず、1年点検と2年点検のときに伺うようにしています。